損益分岐点分析

2013年7月30日:火曜日

財務分析の一つに損益分岐点分析があります。変動費を回収し、そして固定費も回収して、損益がトントンになる売上高はいくらなのかを把握するものです。この分析をするためには、まず、費用を変動費と固定費に分解する必要があります。外部報告用(税務申告など)の財務会計では費用をこのように分けませんので、もっぱら管理会計用の分け方になります。売上高から変動費を回収したものが限界利益です。そしてこの限界利益の売上高に対する割合が限界利益率です。この限界利益率を使って固定費を回収出来る売上高が損益分岐点売上高です。

 

損益分岐点売上高=固定費/限界利益率

損益分岐点比率=損益分岐点売上高/売上高×100 ※低い方が良い

安全余裕率=1-損益分岐点比率          ※高い方が良い

『実際の申告の際は、最寄りの税務署、最寄りの税理士にご相談下さい。』

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